【健康】【妊活】〇〇は自分のからだの状態と自分の感覚のズレで起こる
おはようございます。
院長のさとるです。
今日は、令和6年1月18日 木曜日です。
今朝は雨模様ですね。
昨日からの天気の移り変わりが大きいと、身体はそれにしっかりと対応してくれます。
私たちの身体には、ホメオスタシス(恒常性)といって、身体を一定に保つというシステムがあります。
そして、生まれたときから自分を守る「自己防衛力」や、病気にならないように「自然治癒力」や「免疫力」が備わっています。
しかし、それにも関わらず、なぜ私たちは病気になってしまうのでしょうか?
この問いに対する一つの視点として、
「自分のからだの状態と自分の感覚のズレで起こる」
というものがあります。
感覚のズレとは、
「疲れているのに疲れを感じにくい」
「冷えているのに冷えを感じにくい」
「肩が凝ってるのに感じない」
といった鈍感になった感覚のズレを指します。
この鈍感な感覚のズレは、神経伝達が正常に行われていないことから起こります。
例えば、疲れているのにそれを感じにくいため、疲労が蓄積され、「免疫力」や「自然治癒力」が適切に機能しづらくなります。
また、痛みやだるさを感じているにも関わらず、日常の忙しさに追われたり、まあ、大丈夫と後回しにしたりと、それに適切に対処できない感覚のズレも存在します。
これは対処法を誤って選んだり、怠ったりすることが原因であり、これらの感覚のズレが積み重なることで、からだの自然治癒力や免疫力が処理しきれない状態に陥り、結果的に病気になる可能性があります。
この時の、病気と症状は、進行するにつれて様々な段階を経ます。
急性期 ⇒ 亜急性期 ⇒ 慢性期 ⇒ 難治期
といった感じで月日をかけて進んでいくことが一般的です。
※人によって異なりますが、妊娠しづらい状態は「亜急性期」と「慢性期の間」くらいに位置すると捉えられています。
これから見て、からだが改善していく方向は逆の方向、つまり難治期から慢性期⇒亜急性期⇒急性期と逆戻りしていくことです。
「急性期」や「亜急性期」はまだ病気の状態としては「警報段階」であり、「慢性期」や「難治性」は長期間にわたって続く病気として捉えます。
そのため、「急性期」や「亜急性期」において感覚のズレに適切に対処することで病気を予防することが重要です。
ここでお話しする対処とは、薬を飲むという対処ではありません。
鈍感な感覚のズレを戻すためには、まずは、十分な睡眠をとり、適度に全身を動かして感覚を取り戻すことが必要です。
無理な動作、激しい動作はおあ勧めしません。
特に、ウォーキングやラジオ体操など軽い運動がおススメです。
これらの運動はからだ全体の血液循環を促進し、神経伝達を正常化させる助けとなります。
一方で、痛みやだるいなどの症状に対しては、一時的に症状を抑えるだけでなく、その原因を根本的に探り、適切な対処を行うことが重要です。
あまりにも痛みがきつい場合は別ですが、薬物療法ではなく、鍼灸や施術といったからだのケア、そして生活習慣の見直しが重要です。
そして、必要な栄養が摂取できる食事、からだの疲れが取れ、細胞の修復ができる睡眠、エネルギー代謝を効率よく行える運動などがおススメです。
自分のペースでこれらの方法を組み合わせることで、感覚のズレを正常化し、病気の予防や痛みや体調不良の予防に繋げることができます。
だから、病気になりにくくするためには、「自然治癒力」や「免疫力」を最大限に活かし、早めに感覚のズレに対処することが重要で、疲れや痛みに対する感覚の鈍さを戻すことも同じです。
ということで、
今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪
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