【健康】【妊活】知っておきたい「自律神経」と「ホルモン」の関係
おはようございます。
院長のさとるです。
今日は、令和6年1月14日 日曜日です。
今朝は晴天ですね。
今日は体内の様々な生理的なプロセスを制御し、調整する役割を果たす化学物質の「ホルモン」と「自律神経」の関係をお話しします。
この「ホルモン」について深く掘り下げ、その複雑な相互関係を理解することは、私たちの心身の健康を促進する上で極めて重要です。
ホルモンは心の動きや感情に密接に結びついており、脳から放出される上位ホルモンが血液を通じて体の各器官に影響を及ぼします。
これにより、体の調整機能や各臓器の活動が調整され、私たちの日常生活において重要な役割を果たしています。
心身の反応は、神経伝達だけでなく、血液中を巡る生理活性物質によっても引き起こされます。
その中でも「ホルモン」は生理活性物質の代表的存在です。
※ホルモンの主成分は主に「タンパク質」で構成されています。
「ホルモン」と「自律神経」の関係は密接であり、特にストレスを受けるとイライラしたりして、交感神経が優位になり、心身が緊張状態に入ります。
この際、脳や体の様々な臓器からホルモンが血中に放出され、様々な変化がもたらされます。
特に、ストレス状態が続くと便秘や食欲不振が生じることになります。
これはホルモンの作用によるものであり、交感神経が優位な状態では血流が悪化し、消化吸収が悪くなります。
このような状態が続くと、夜間の睡眠が妨げられ、疲労感やストレスの蓄積、心臓に大きな負担がかかり高血圧の状態になります。
一方で、リラックスした状態では副交感神経が刺激され、リラックス系のホルモンが分泌されます。
副交感神経が支配するリラックス系のホルモンには、成長ホルモン、性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)、インスリンなどがあります。
これらのホルモンは成長促進、細胞の活性化、血糖値の抑制、内分泌の促進などに関与します。
こうして、「興奮系のホルモン」と「リラックス系のホルモン」が存在し、それぞれが交感神経と副交感神経によって支配されています。
妊活や病気や体調不良を改善する養生においても、「ホルモン」のバランスは極めて重要です。
身体が適切な状態にあることが、妊娠を促進し、安全に胎児を育むために不可欠です。
妊活においては、特に女性ホルモン(エストロゲン)や甲状腺ホルモンの正常な分泌が重要な役割を果たしています。
よって、自律神経を乱す原因となるストレス管理が妊活において鍵となります。
継続的なストレスは交感神経を優位にし、副交感神経が抑制されることでホルモンのバランスが乱れ、妊娠に悪影響を与える可能性があるからです。
※ストレスには精神的ストレスと肉体的ストレスがあります。
呼吸法やお灸、瞑想、適度な運動などの方法を取り入れ、積極的にストレス管理をすることが大切です。
また、妊活においては男性の健康も見逃せません。
男性ホルモンであるテストステロンや精子の質が妊娠に影響を与えることは多くの人が認識するようになりました。
栄養の豊富な食事、適度な運動、禁煙、ストレス管理などが、男性のホルモンのバランスや精子の質を向上させる一助となります。
また、病気の改善や健康体を目指す養生においても、「自律神経」や「ホルモン」による身体全体の調和が重要です。
必要な栄養摂取、十分な休息、適度な運動は、免疫力を高め、ストレス耐性を向上させます。
ですので、食事やライフスタイルの見直し、ウォーキングなどの適度な運動、良質な睡眠などが男女のホルモンのバランスを整えることになります。
ということで、
今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪
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