【妊活】質のいい卵子を育てる貴重な3か月と身体全体を元気にすることの意味

Human (animal) cell under microscope (3D illustration)

【妊活】質のいい卵子を育てる貴重な3か月と身体全体を元気にすることの意味

 

 

 

おはようございます。

 

 

 

院長のさとるです。

 

 

 

今日は令和5年10月19日 木曜日です。

 

 

 

今日も晴天ですね(^^♪

 

 

社会には、妊娠を望んで、たくさんの妊活を頑張っている方がおられます。

 

 

 

その多くの方が卵子と精子を出合わせることこそが、妊活だと思っている方が非常に多いです。

 

 

 

この精子と卵子を出合わすことを主観にしているのが一般的な妊活であり、不妊クリニックなど西洋医学の考え方でもあります。

 

 

確かにそれは重要なことですが、実はこの時に重要なことは毎月排卵される卵子の質です。

 

 

 

だから、妊娠というゴールを迎えるためにできる事は、しっかりといい卵を3ヶ月後に排卵できるような体質を作っていくことです。

 

 

 

それを合わせたことが本当の意味での妊活です。

 

 

 

それではなぜ、3ヶ月なのでしょう?

 

 

 

それは、女性には生理周期といって、毎月毎月低温期に卵子が作られ排卵し、高温期に子宮内膜が厚くなってそして次の生理が来るという流れの中で行われています。

 

 

実は卵子の成長は生理が始まってからの14日間という短い期間ではなく、そのスタートは半年前に遡ります。

 

 

 

まず卵子は原子卵胞という形で卵巣の中で眠っています。

 

 

 

そして半年後の排卵に向かって原子卵胞が胞状卵胞という細胞分裂をして成長していきます。

 

 

 

この胞状卵胞の中で卵子も排卵に向け、後半の3ヶ月をかけて成長していくわけです。

 

 

妊娠するための大きな条件の1つにいい卵子が排卵されることが挙げられますが、いい卵子とは卵子自体の力、そして質が非常に重要になってきます。

 

 

 

そして、年齢に上がるにつれて、妊娠しにくく、着床しても流産をしてしまうその理由の大半が受精卵の染色体のエラーだということが近年の研究でわかっています。

 

 

 

ですから卵子自体の力があって、胚盤胞まで育ってきっちり着床できる卵であっても、質という意味で染色体のエラーがあればなかなか授かりにくくなります。

 

 

 

それでは、この染色体のエラーがどこで起きやすいか、どの期間で起こりやすいかというと、これが胞状卵胞に変わってから、排卵までの3ヶ月の間に起こりやすいということがわかってきました。

 

※もちろん男性の精子の状態が50%染色体に影響します。

 

 

ですから、元気で染色体のエラーがない卵子を育て排卵するためには、この3ヶ月が非常に大事になってきます。

 

 

 

ですので、卵子の質をいい状態にするには卵巣の状態をよくすることも大事ですが、そもそも身体の状態が元気でなければ卵巣の状態を良くすることはできません。

 

 

 

それはなぜかというと、私たちの身体は全体で働いているため、部分だけを良くするということではなく、全体を良くすることが部分を良くすることになるからです。

 

 

 

そして、私たちの身体は、心臓や肝臓、肺など、自分自身の生命に重要な部分からエネルギーや栄養などを優先的に送るというシステムになっています。

 

 

 

だから、まずは身体全体を整えていくこと、元気にしていくことが大切です。

 

※私はこのことから妊活を頑張っている人たちに「元気になりに来てくださいね(^^)/」と言っています。

 

 

その結果、身体から今ある疲れや不調が改善して良くなること、卵巣の質を高めるための必要なものが卵巣や卵胞に送られるようになり、その結果、卵子の質も良くなるということです。

 

※卵子の老化は卵子だけが老化するということではなく、体全体が老化していく結果、必然的に卵子も老化していくということです。

 

※これは男性の精子が老化していくということになります。

 

 

 

ですから、元気な身体り、体質改善をすれば、老化が進むスピードを抑えることができ、それが妊娠しやすい身体が作られるということにつながっていきます

 

 

ということで、

今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪

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