【健康】【妊活】炎症をを予防し、慢性炎症を終わらせるためのメディエーターは?

【健康】【妊活】炎症をを予防し、慢性炎症を終わらせるためのメディエーターは?

 

 

おはようございます。

 

 

院長のさとるです。

 

 

今日は、令和6年4月12日 金曜日です。

 

 

今朝はいいお天気で気温もいい感じですね^^

 

 

 

 

ここ数日、温かくなったり少し寒くなったりして、体が揺さぶられていますね。(+_+)

 

 

 

これも体を強くするためには必要なものですが、体調を崩さないようにしたいですね。^^

 

 

以前のメルマガで「慢性炎症」のことを書きました。

 

 

【健康】【妊活】「慢性炎症」がさまざまな疾患のもとになる!?

 

 

今日は妊活中、病気を改善中、花粉症などのアレルギーを改善中の方、痛みを改善中、体調を改善中の方々に向けて、炎症を促す物質(メディエーター)のことを書きたいと思います。

 

 

この炎症を促す物質(メディエーター)は、もともと仲介者という意味ですが、医学用語では細胞から細胞へ情報を伝える伝達物質のことをそう呼んでいます。細胞が出す命令のようなものと捉えれば良いでしょう。

 

 

慢性炎症の改善には、炎症を引き起こすメディエーターと炎症を終わらせるメディエーターのバランスが極めて重要です。

 

 

この2つのメディエーターのバランスの崩れは、体内での炎症反応の過剰な活性化につながり、様々な健康問題や疾患の発症を促進する可能性があります。そのため、このメディエーターの調節機構を知ることは、慢性炎症の改善や予防において非常に重要です。

 

 

慢性炎症は、さまざまな生活習慣や環境要因によって引き起こされる可能性があります。食生活、運動習慣、ストレス、喫煙などの要因が慢性炎症の火種となります。これらの要因は、体内の炎症反応を促進するサイクルを作り出し、炎症を持続させることになる可能性があります。

 

 

また、特定の疾患や病気、例えば関節リウマチやクローン病などは、初めから慢性炎症として発症することがあり、これらの疾患では、免疫システムが異常に活性化され、体内の炎症反応が過剰になったりします。

 

 

さらに、加齢による細胞老化も慢性炎症の一因となります。

 

 

体内の細胞は、通常一定の周期で分裂し、その後老化していきます。しかし、加齢により細胞の分裂能力が低下し、細胞老化が促進され、老化した細胞は炎症を促進する物質(メディエーター)を放出することで、周囲の細胞にも影響を与えることになり、その結果、炎症反応が広がり、慢性炎症が進行することになります。

 

 

そうそう、100歳以上長生きをしている人をセンテナリアンというのですが、このセンテナリアンの方々がなぜ長生きなのかという研究をずいぶん前のことですが、NHKの特集で放映されていました。

 

 

その中で、

 

 

「きんは百歳、百歳。ぎんも百歳、百歳」

 

 

と、30年あまり前にテレビCMをきっかけに国民的な人気を集めた長寿の姉妹、成田きんさんと蟹江(かにえ)ぎんさんも紹介されていました。^^

 

 

※ネットから写真を借りました。

 

 

その特集の中でセンテナリアンの方々の体の共通点としていたのが、

 

 

全身の血管で起こっている炎症が通常に比べて極めて少ないことでした。

 

 

話は戻りますが、妊活中の方には、炎症が体内で慢性化し、子宮の内膜や卵巣の粘膜などに炎症が起こると、卵子の質や子宮内膜の状態に影響が起こる可能性があるので、炎症(慢性炎症)を起こさないことが大切だということをお伝えしていますが、さらに慢性炎症が有るか無いかは妊娠してからも健全な母体を維持するには大切な要素となります。

 

 

ですので、慢性炎症を起こさないように生活習慣や栄養バランスの良い食事、適度な運動、良質の睡眠などを取って、慢性炎症の予防を起こさないように心がけましょう!

 

 

この炎症を調節するメディエーターは、体内の細胞間で情報を伝達し、炎症反応を調節する役割を果たし、メディエーターには、炎症を引き起こすタイプと炎症を終わらせるタイプの両方があることをお話ししました。

 

 

どちらのメディエーターも必要不可欠で、炎症を引き起こすメディエーターは、外部からの刺激に対する体の自然な応答として必要で、一方、炎症を終わらせるメディエーターは、炎症反応を制御し、組織修復や免疫応答の終了を促すために必要です。

 

 

炎症反応が起こっている場合、適切に制御されるためには、これらのメディエーターがバランスよく作用することが必要です。炎症を引き起こすメディエーターが過剰に活性化されると、体内の炎症反応が過度に強まり、慢性炎症が発生してしまいます。

 

 

一方で、炎症を終わらせるメディエーターが不足すると、炎症反応が持続し、慢性炎症が悪化する可能性があります。このように、炎症の調節は非常に繊細なバランスを要します。

 

 

ですので、両者の連携が欠かせません

 

 

炎症を終わらせるメディエーターとして、いま注目を集め、国内外でさかんに研究が行われているのが青魚に多く含まれている「EPAとDHA」です。とくにEPAは血管にいいものDHAは脳にいいものとして知られています。

 

 

このEPAやDHAを多く摂取すると炎症が起こりやすくする「アラキドン酸」という脂肪酸が細胞膜から追い出され、炎症を起こりにくくなります

 

 

 

 

ですので、肉や卵、植物に多く含まれているアラキドン酸と青魚や亜麻仁油、えごま油に多く含まれるDHAやEPAの摂取する割合を「1:1」になるように食事に気を付けましょう

※DHA、EPA以外の油は炎症を起こす油なのでその摂取の割合も大事です^^

※サプリで摂取するときは品質が大事!

 

 

詳しくは施術の時に聞いてくださいね。^^

 

ということで、

今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪

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