【痛み】【健康】寒い冬の時期の「膝の痛み」や「関節の痛み」について
おはようございます。
今日は、令和6年2月11日 日曜日です。
今朝は曇り空で、少し寒さは和らいできましたが、まだ寒いですね。
寒い日は関節が痛む…というのはよく聞きますね。
「寒くなると膝が痛くなる」、「指先が痛くなる」「肩がこる」「腰が痛い」「今朝もベッドから動き始めが痛かった」というお話をよく聞きます。
いくつかの研究では、やはり「気温の低下」や「気圧の変化」が痛みに影響を与えると言われています。
ただどちらかと言えば「気圧の変化」の方が気温よりも痛みに対しての影響は大きい様です。
特に雨や雪が降る日など気圧が下がると、自律神経系が影響を受け痛みを感じやすくなります。
※やはり、自律神経が関わっています。
寒さと関節痛の関係についての研究では、気温が低い日に関節周辺の筋肉が硬くなり、血液の循環が悪化することが関節痛を引き起こす要因とされています(Brown & Johnson, 2019)。
このことを考えてみると、寒い日に気温が下がると末梢の血管の収縮などが起こるため、血行が悪くなり、それによって、関節や筋肉や人体にとって必要な酸素や栄養の循環も滞ったりし、体は老廃物が貯まりやすい状態になります。
その為、筋肉が固くなってさらに血行が悪くなり、ますます筋肉が硬直します。
そして、膝関節や足関節が冷えやすい理由は、いくつかの要因が関係しています。
それは、膝関節は心臓から遠く離れたところに位置していて、膝関節や足関節は大部分が皮下組織に覆われて筋肉の厚みが少ないため、体温を保持しにくい傾向があります。
※熱が籠らないように、体温を放熱しやすい仕組みになっています。
※夏場に熱中症になったときに関節を冷やすのは神経や血管に作用しやすいからです。
だから、冬場の体のこりや痛みは、こうした悪循環の繰り返しによって起きると考えられます。
寒い → 血行が悪くなる → 老廃物が溜まりやすい → 筋肉の動きが悪くなる → 膝痛
こんな時は、膝をさすったり、ゆっくりと痛みが起きないくらいの動作で痛みのある関節を動かすなどをして、血流を改善しましょう。
また、日中にウォーキングや優しいスクワットなど適度な運動を取り入れて、筋肉をつけ血流を良くすることも大切です。
そして、実は食べ物で、体を温めるものと冷やすものがあります。
簡単に言えば、冬場に取れる根野菜などは身体を温める性質があり、夏場に取れる葉野菜などは体を冷やす作用があります。
今はビニールハウスや海外からの輸入で夏冬関係なく食材を食べる傾向がありますね。(≧▽≦)
膝痛や肩こり、腰痛にならないためにも、温める食べ物を積極的に摂り、体を冷やす食べ物を避けるように心がけましょう。
それでは、最後に身体を温める作用のある食材を少しご紹介します。
①にんにく、玉ねぎ、らっきょう、ネギ、にらなどの香りの強いお野菜。
②ニンジン、ジャガイモ、大根、山芋、ゴボウなどの根野菜。
③梅干し、つけものなど、お塩を使ったもの。(できれば、自然塩を使ったもの。)唐辛子などの香辛料を使った料理。
これらから考えると、冬は根野菜の多いおでんや薬味を入れてお鍋が最高ですね。
毎日では、具材たっぷりのお味噌汁を3食のどこかで摂りたいですね。
ということで、
今日も楽しく健やかに参りましょう(^^♪
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